2020.01.18 14:38
大柴広己シグネイチャーケーブル。
MOJA CABLEがついに全国発売。

このケーブルは高松のギターリペアマンの多田くんが何年もかけて開発したもの。

思えば最初に彼に関わるようになったのは、6年ほど前。高松の彼が働く、ギターリペアナカムラさん(看板猫がとてもかわいい)に遊びに行ったときに「大柴さんって普段どんなシールド使ってるんですか?」の一言がきっかけだった。

それまでは友人のシンガーソングライター藍田真一くんが自作したオリジナルケーブルを使用していて、特になんの不満もなかったのだが、当時、彼が作ったというそのシールドを試奏させて頂いて驚いた。

、、、。

圧倒的におれのシールドの方が良かったのだ。笑

いや。弁明をさせて頂ければ彼の作ったシールドがけして悪かったわけではない。

ただ、藍田くんの作ったシールドがものすごく良かったのだ。。良すぎたのだ。
10年間くらい現場で使ってエイジングされてたりするしね。えーと。。それと。笑

そんな言い訳すらも耳に入らず、ただただショックを受け、ぼーぜんとした彼の顔はいまだに脳裏に焼き付いている。

普通の人間だったらここで終わるようなところなのだが。

そこからの彼がすごいのだ。

そこからというもの。
何かに取り憑かれたようにシールドを研究し始めた多田くん。

ギターのケーブルに使われる芯材やらハンダとジャックの相性を比べるだけのスイッチケースを自作したり、良いと呼ばれる材料をあちらこちらから取り寄せたり、何十何百本と試作のケーブルを作り続け、おれが高松にツアーで行った際にはわざわざライブ会場に新作のケーブルを持ってきてくれたり、郵送してくれたり何度も試作を重ねたのち、今では思い通りの音を作れる素晴らしいシールド職人になったわけである。

こういう人間のことを僕は「努力家寄りの変態」と呼ぶ。「天才寄りの変態」でもかまわないが。とにかく変態であることに変わりがない、からいいのだ。

このケーブルはそんな彼が一本一本手作りで製作されている正真正銘「MADE IN TAKAMATSU」の逸品。

ここまで来れば、でもお高いんでしょう〜?
ってイヤミを言いたくなるかもしれないが、
安いのだ。

7m5500円なんて価格は、海外製の工場生産で作られた普及物のシールドと比べてもはるかに安い。

なぜこんな値段に出来るかって言えば、ぶっちゃけおれがこのケーブルが売れても中間マージンを取らないって決めたのもあるが、笑

それは何より彼の努力と、仕事への熱意と、
良いものを出来る限りたくさんの人に使って欲しいという、おれと彼の願いだ。

MOJA CABLEはそんな唯一無二のケーブル。

今回、シグネイチャーピックの制作にも尽力して頂いた名古屋の愛曲楽器アーティストリレーション部のみなさんの計らいで、この四国の片隅で作られている素晴らしいケーブルが初めて世に出ます。

どうかみなさんのお手元にも届きますように。

https://search.rakuten.co.jp/search/mall/MOJA+CABLE/?sid=208045